9.爾志郡熊石町字相沼
八幡神社
観音像 45cm
この仏像も氏神の御神体として祭ってあった。
隣の部落の根崎、泊川の二体に比べ、何故か
損傷が著しい。顔面も胴体の衣紋も削られ、
やっと彫目がわかる。祭礼の時、この地方では
境内でかがり火をたくが、その時、薪割台の使われ、
ナタの傷がついたのだという。
鉈彫り仏が皮肉にもナタで削られたわけだが、
ここでは、円空上人作の御神体とも知らずに
粗雑な扱いを受けたのであろう。
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