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観音像 42cm
渡島福島町吉岡村の網元であった住吉家に100年以前から
所蔵されていた。沖で出漁中に網にかかったものだと伝え
られている漂流仏である。吉岡村は青森県竜飛岬の
向かい側にあたり本州には最も近く、円空渡道の地だと
伝えられている。この像は傷もなく完全に保存されている。
端正柔和な面ざしにかすかな微笑みを浮かべ、魅力的な像で、
道内の代表格と言われている。住吉家は当時、地方を代表する
網元であった。この像は、不漁続きで、当主が無くなってから
叔父方に渡っていた。この像の渡った先で何故か不幸が
つづいたという。三代目の住吉さんが函館に移住してから
引取り所蔵していたが、仏像供養のため檀家寺であった
称名寺に昭和33年に寄進した。
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